2008年 05月 22日
暮らしの手帖 |
『虫取撫子(むしとりなでしこ)』かな~?
母が子供のころ「ハエ取り草」って言ってたそうな。
~粘着性の分泌物を出すため、虫がよくつく~
とあるので、昔はこれでハエを取ったのか!?
昨日の新聞に 『暮らしの手帖』社の編集長、松浦弥太郎さんの記事が
載ってました。
花森さんが生きていた頃は100万部を越えていた部数が、彼が編集長に
なったときは10万部まで落ち込んでいたそうです。
そういえば子供の頃は母が毎号買っていて、今でも我が家の本棚には
ずらりと並んでいます。
母も何年も前からもう読んでないな~。
私が子供ながらにパラパラめくって思っていたことは、
何だか不思議な感じがするぞ(広告がないからだと後で気づきました)
いつも巻頭に同じ言葉が書いてあるな
という感じでした。
「藤城清治」さんの影絵もこの雑誌で知り、長野・白樺湖の美術館に観に行ったり
しました。
松浦さんは「あわただしい中で、仕事も、生活も、一日ていねいに過ごそう」
という意味を込めて、巻末にはいつも
「今日もていねいに」という言葉を添えるそうです。
本当にそうありたいものです。
田舎でのんびり過ごしている私でさえ、やることなすこと雑なことばかり。
気持ちがぐらついたり、マイナスな気持ちになることも
ていねいに生きていないからかなと、思ったりするもの。
「暮らしの手帖」のような雑誌は、日本の文化だと思います。
私が子供の頃何かを感じたように、母が昔夢中で読んだように、次の世代にも
残してほしいもののひとつです。
今度本屋に行ったら立ち読みしよっ(笑)
by pink-sweetpea
| 2008-05-22 15:00
| 感じたり思ったり